LAMP開発者であれば、ローカルにLAMP環境を構築している人も多いでしょう。
開発環境として、Dockerというコンテナを利用したり、自分の端末にXAMPP(MacOSであればMAMP)などをインストールしていたり、ケースバイケースだと思います。
今回は、Windowsユーザ+ApacheとMySQLをXAMPPなどを利用せずに個別で導入した方限定ですが、、
PC起動と同時にApacheとMySQLを自動起動させる手順を紹介したいと思います。
サービスに登録
Windowsのサービスをしらない人は、まずサービス画面がなんなのかを調べてから戻ってきてください。
Windowsサービスとは?
まず、[ Windowsキー + R ]で、以下の文字列を入力/実行することでサービス画面が表示されます。
services.msc
ここにApacheとMySQLを登録し、自動起動するように設定する流れになります。
Apacheのサービス登録
管理者権限でコマンドプロンプトを起動して以下のコマンドを実行するだけです。
※この手順は、Apache(筆者は2.4系)がローカルにあり、正常に動作している方向けです。
cd C:\Apache24\bin① httpd -k install
※①は Apache資材内のbinへのパス
これでサービスにApacheが追加されます。
参考: http://www.programing-style.com/apache/apache-service-launch-windows10/
MySQLのサービス登録
管理者権限でコマンドプロンプトを起動して以下のコマンドを実行するだけです。
※この手順は、MySQL(筆者は5.7系)がローカルにあり、正常に動作している方向けです。
cd c:\mysql\bin① mysqld --install MySQL57② --defaults-file=C:\mysql\my.ini③
※①はmysql資材内のbinへのパス
※②はサービスに登録する際の名前
※③は起動する際に参照するmy.iniを指定
これでMySQLがサービス画面に登録されます。
サービス画面で登録を確認
[ Windowsキー + R ]で「services.msc」を入力/実行してサービス画面を開き、登録したサービスがあることを確認します。
登録された時点で自動起動の設定になっていますが、開発しない時などはリソースの無駄遣いなので止めたいという方は、サービス画面で「停止」>「無効」にすればOKです。
最後に
サービス画面を開かずとも、コマンドで起動・停止の操作が出来ます。
停止
net stop 登録した(されている)サービス名
開始
net start 登録した(されている)サービス名
残念ながらnet restartみたいな再起動はありません。